理科 第2分野
地学の単元
1.金星と火星の見え方。月の見え方も確認しておこう。
例題)上の図のX印は、ある日の日没時に見えた月の位置をスケッチした物である。
問1 この日に見えた月の形はどれか。
問2 地球のまわりを回る月のような天体を何というか。漢字二文字で答えよ。
問3 このスケッチをしたのは、次のいつだと考えられるか。
ア 3月 イ 6月 ウ 7月 エ 12月
問4 太陽のように、自ら光を放つ天体を何というか。漢字二文字で答えよ。
解答と解説)
問1 夕方の日没時に西の空に見えるのは三日月。だからアかエにしぼれる。太陽の側が光っているから、答はエ。
問2 衛星(えいせい)
問3 太陽が真西に沈んでいるから、春分(3月)か秋分(9月)。選択肢には3月しかないから、答はア。
問4 恒星(こうせい)
例題)ある晴れた日の夕方、天体望遠鏡で金星と火星を観察した。金星は西の空に、火星は東の空にあった。
問1 西の空にあった金星はすぐに沈んで見えなくなったが、火星はほぼ一晩じゅう見ることができた。
これはなぜか。「公転」という言葉を使って書け。
問2 天体望遠鏡の視野に、図のように金星が見えている。
金星を視野の中心にもっていくには、天体望遠鏡をどちらに動かしたらよいか。
問3 金星と火星の観察を続けたら、金星は満ち欠けをするが火星はほとんど満ち欠けしないことがわかった。
金星は満ち欠けをするが火星はほとんど満ち欠けしない理由を「公転」という言葉を使って書け。
解答と解説)
問1 金星は地球の内側を公転しているが、火星は地球の外側を公転しているから。
(金星が内惑星で、火星が外惑星であることを述べればよい。
同じ理由で、水星は金星と同じように見え、木星や土星は火星と同じように見える)
問2 天体望遠鏡を左に動かす。図を見ると、金星を視野の中心にもっていくには望遠鏡を右に動かすといいように見えるが、
天体望遠鏡は顕微鏡と同じく上下左右が逆に見えているので、左に動かすとよい。
問3 金星は地球の内側を公転しているが、火星は地球の外側を公転しているから。
(内惑星は満ち欠けして見え、外惑星はほとんど満ち欠けしない。
同じ理由で、水星は満ち欠けして見え、木星や土星はほとんど満ち欠けしない)
2.地層の問題
ある地域で、地表から20mの深さまで穴をあけて地下の様子を調査した。図1は地形図を模式的に表したもので、地点A,地点B,地点Cはその調査地点である。図2の柱状図@,A,Bは、各調査地点における地下の地層の様子を表したものであり、図1の地点A,B,Cのいずれかのものである。この地域の海面からの高さ20mから60mまでの砂岩の層の厚さは、合計何mか。
ただし、この地域の地層は水平に重なっており、上下の逆転や断層はないものとする。
解答と解説)
1 ^3 つの地点の海抜高度差は10m なので柱状図を10m ごとに区切って並べると、@はA 、AはC 、BはB とわかる。だぶっている砂岩の層に注意して合計する。
10+2.5+10 =22.5m となる。
3.気象の問題
上の図は、ある場所を前線が通過した時の気温・気圧・露点を観測した記録である。
問1 気温の変化をあらわすのはA〜Cのどれか。
問2 前線が通過したのは何時ごろか。また、通過した前線は何か。
問3 前線が通過したあと、この場所にはどのような空気が流れ込んだか。
解答と解説)
問1 A
問2 15時ごろ、寒冷前線(気温が下がって風向が大きく変わっている)
問3 冷たくて乾いた空気(寒冷前線通過後には寒気が流れ込む。天気が回復するから、空気は乾いている。)
生物の単元
1.植物のからだのつくり
上図は、葉の断面を模式的に示したものである。
問1 A〜Dの名称をそれぞれ書け。
問2 Dを出入りする気体を3つ書け。
問3 植物の体内の水を気体にしてDから出すはたらきを何というか。
解答と解説)
問1 A 道管 B 葉脈(葉の維管束を葉脈という) C 師管 D 気孔
問2 酸素、二酸化炭素、水蒸気
問3 蒸散
2.ひとのからだ(消化)
消化液と、それがはたらく栄養素を確認しておきましょう。こちらにまとめがあります。
3.セキツイ動物の分類
上図は、aからfの動物の共通した特徴をもとにして、AからDのグループに分けたものである。
問1 A、B、Cのグループがもつ特徴をそれぞれ書け。
問2 クジラやイルカはaからfのどれに入るか。
解答と解説)
問1 A:背骨がある(セキツイ動物である)、B:恒温である、C:固いカラつきの卵をうむ
問2 a