数 学
確 率
【2つのサイコロを投げる問題】
解答)
平成5年 5/9 平成3年 8/9
解説)樹形図を書いてていねいに数えれば難しくないが、条件を正確に読みとること。例えば、平成3年の「2より大きい数」は、この場合は、3,4,5,6である。2は入らない。また、「少なくとも」なのか「両方が」なのかにも注意。
【袋の中から玉を取り出す問題】
解答)
平成6年 13/25 平成2年 7/16 平成4年 3/5
解説)サイコロと同じく樹形図を書いてていねいに数えれば難しくない。条件に注意。「袋にもどす」のか「袋にもどさない」のか。くじも同じように考えればよいが、同時に2本ひく場合は、同じものは組み合わせられないことに注意。平
成4年の問題を解いてみる。まず、くじを区別するために、当たりの2本を当1,当2、からの3本をから1,から2,から3と名付ける。次に樹形図を書く。同時に引いた2本を左から右へ並べるとすると、
全部で、20通りある。「1本が当たりくじで1本がからくじ」なのは、(当たり、から)と(から、当たり)の順にならんだもの。数えたら12通り。
求める確率は、12/20。約分して、3/5
方程式 食塩水問題
解答と解説)
食塩水の問題のパターンは、次の4つ。
1.食塩水と食塩水を混ぜる。 2.食塩水と食塩を混ぜる。 3.食塩水と水を混ぜる。 4.食塩水と食塩水を混ぜる(連立方程式になるもの)いずれも食塩の重さに注目して式を立てればよい。
食塩の重さ = 重さ×(濃度/100) である。
2.を解いてみよう。
加えた食塩の重さをxグラムとして、
4%
300g
+
食塩
xg
→
10%
(300+x)g
食塩の重さで方程式を立てると、
300×(4/100)
+
x
=
(300+x)×(10/100)
これを解いて、x=20 答 20グラム
1. 100グラム
2. 20グラム
3. 20グラム
4. Aは10%、Bは5%