徒然日記その14. 通塾カバンの重さと学力の関係(10/12)
ワタシの塾では、専用のバインダーノートを配って、重要なプリントは全部このバインダーに綴じるように指示している。こうすれば、必要なときにすぐに必要なプリントを取り出すことができ、特にテスト前の対策プリントを何度もやり直すときに便利である。(綴じれるようにプリントに穴をあけておくのはタイヘンであるが。)
これは我ながらグッドアイデアだとは思うのだが、バインダーごと忘れてくる生徒がある。忘れてくるのはたいてい同一人物である。家でバインダーを取り出して勉強しているわけでもないのだが、カバンの中からバインダーが消えているのだ。そして、こういう生徒はバインダーノートをきちんを整理していない。配られるたびに順に綴じていけば何の問題もないのであるが、綴じないで挟んでおくだけなのだ。さらに、こういう生徒のカバンは妙に重いことでも共通している。何が入っているのか興味があったので中身を取り出させて整理さてみたことがある。綴じていないプリントはグチャグチャ、さらに過年度のワークブックもそのままつっこんである。これでは勉強しようとしてもねえ。すぐに必要なモノが取り出せないのである。
経験則であるが、塾のカバンの重さとその生徒の学力は反比例の関係にあるようだ。つまり、
自分でキチンと整理整頓できる生徒はカバンが軽い→ →きっと家の勉強机の上も整理整頓されている→ →きちんと勉強できる環境をもっている→ →机に向かう習慣もできている→ →学力はどんどんアップしていくこういう関係なのだろう。学力に問題のある生徒は日頃の生活態度にも問題があるというのは真理なのだ。いや、日頃の生活態度に問題があるから学力が向上しないのか。
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