徒然日記その15. 最近の中学校--すすまない授業(10/18)

 

 あいかわらず公立中学校が荒れている。再び近所の中学校のことを書こうと思う。授業時間中に、いわゆる"不良"生徒達が自分の教室以外に入り込み、後ろで騒ぐ、教師を罵る、生徒にちょっかいを出す。そのため授業がしばしば中断し、逃げていく"不良"生徒を追いかけて、教室から教師がいなくなる--これは第1回で書いた。

 こんな具合であるから、あいかわらず授業は全然進まない。中2の2学期中間験範囲表によれば、社会科はいまだに日本地理が手つかず。歴史は幕末までなのだ。別の中学では、地理は中部地方で歴史は帝国主義まで進んでいる。これが普通であろう。

 実は、これほど授業が進まないのは授業妨害だけが原因なのか、ずっと気になっていた。やはりそれだけではないようである。聞いたハナシであるから100%本当ではないにしても、こういうことである。教師が投げているのだ。ハナから教える気がないのである。授業中に教師が「気分が悪い」と言って教室を出ていき、30分もたってから教室に帰ってくる。授業とは全然関係ないハナシを延々と続ける(つまらないらしい)。教師同士もいがみあっている・・・。

 ううむ。これでは授業は進まないし、学校は成り立ちませんな。学校の荒れは子供だけが原因ではないようです。困ったものです。

 


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