徒然日記その203. 遊びの変化 (1/6)

 

 いつから子どもたちの遊びは変わってしまったのだろうか。外で走り回る子どもはめっきり少なくなったし、昔ながらの素朴な遊びをしている子どもも見かけない。やっているのはいつもテレビゲーム。そして近頃は携帯電話が遊び相手のようである。

 例えば、レゴとかのブロックで遊ぶ幼児もめっきり減ったように思う。ブロックを組み合わせて色々な立体を作り上げるのはよい勉強になるんだけどなぁ。将棋や囲碁やオセロゲームもそうだ。頭を使って考えなきゃいけないのだから、文字通り思考力をはぐくんでくれるんだけどなぁ。将棋や囲碁やオセロゲームの強い子は例外なく「落ち着いて」物事を「じっくり」考える力があると思う。

 

 プラモデルだってそうだ。接着剤や塗料で手をベタベタにして、カッターナイフで手を切って、物を作ることの楽しさや道具の危険さや使い方を学べるんだけど。

 最近は、こういうものを子どもに与える家庭が減っているようだ。貴重な「知育」の手段なんだけど。与えたとしても相手をしてやれる大人も少なくなったのだから仕方ないか。これじゃあ創造力なんてね。いやはや。


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