徒然日記その23. 最近の中学校--教育相談とは?(12/6)
中学校では、「教育相談」というのがある。どこの中学校でもあるので、おそらく文部省あたりがやるように"指導"してるんだろう。この「教育相談」とはこういうものだ---学級担任が生徒と1対1で色々なハナシをする時間。まあ、これはこれで意味があるんだろうが、中3ともなると話題はほとんどが進路のことになってしまうらしい。つまり三者面談の前哨戦なのだ。
で、1対1だから、ストレートな言い方をされてしまうらしい。「オマエはココは無理!」「キミは私立しかムリ!」「高校はムリ」(!)。モノには言い方ってのがあるハズなんだが、ここまで決めつけられてしまうと生徒は・・・。生徒との信頼関係がすでにあって、本音のハナシをするんなんらまだ分かる気がするが。そもそも業者テストが禁止されてから、中学校の先生方は進路指導に使えるデータを持っていないのだ。校内のテストのデータと卒業生の合否追跡データくらいである。これではシビアな進路指導はシンドイだろうなあ。だから安全志向になっちゃうのだろう。
ところで、クラス全員と1対1で話すワケだから時間がかかる。担任の先生もタイヘンだろうが、だからといって、教育相談のために1週間短縮授業ってのは本末転倒ではなかろうか?ただでさえ授業時間が少ないのだから・・・。
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