徒然日記その230. マスゴミにうんざり (5/7)
JR福知山線で大きな事故があった。沢山の方が亡くなったりけがをしたりした。事故を起こしてしまったJR西日本には責任があるのだが、テレビの報道を見ていて今回も引っかかるのである。そう、報道している彼らは「マスコミ」じゃなくて「マスゴミ」じゃないのかと思うのだ。JR西日本の対応やコメントは確かに誉められた物ではない。しかし、記者会見場での記者の態度はなんだろうか。
「あんたらは107人、殺したんやぞ」「どの面下げて、遺族に会ったんや!」
これは質問と言うよりも罵声である。冷静さがなくては真実は伝えられないと思うのだが。
けが人が運び込まれた病院では通路に陣取って無理矢理写真を撮ろうとするし、遺体安置所では遺族を追い回してデリカシーの無い質問を浴びせている。たくさん飛んでいた取材ヘリコプターの爆音は救出を待っている負傷者の声を消してしまったのではなかろうか。阪神大震災の時の教訓は生かされていないのだ(というよりも取材する側は相変わらずそういうことを考えていないのかも)。さらに、事故現場には取材に来たマスコミがまきちらしたゴミが散乱しているそうである。
日本のマスコミの程度の低さを嘆くことを何度も書いたけれど、いくら書いても足りないくらいである。ああ、情けない。
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