徒然日記その310. 高校受験 さあ、公立高校 (2/23)
愛知県では私立高校の入試が終わり、公立高校の推薦入試も終わって、残るは一般入試だけである。あと2週間ほどをどのように過ごすかで結果は変わってくる。
それで、毎年毎年そうなんだけど、私立高校志望組とか公立推薦合格組はすでに受験が終わっているので、中学校の教室の空気を悪い方へもっていってしまう。この「教室の空気」によって、公立高校一般入試の結果が違ってくるみたいなのだ。もちろん、空気が悪ければ第一志望不合格とか公立2校落ちが増える結果となる。空気がよければ---最後まであきらめず頑張るぞ、という空気が満ちあふれていれば---第一志望合格者も増えるし、厳しいといわれていた子も志望校の公立高校に合格できて「にっこり」である。
あともう1つ、公立一般入試直前の空気を変えてしまうものがある。卒業式である。正確には、卒業式でもらう「通知表」だ。通知表には3学期の評定がでている。この時点で、初めて3学期の評定を知って、公立高校に提出される(入試の合否判定に使われる)自分の内申点を知るのだ。思っていたとおりなら良いのであるが、想像よりもずっと低い(つまり悪い)という子が時々いて、入試に向かっていた闘志が消えてしまって意気消沈である。
考えてみれば、受験校選択時に自分の内申点がわからないなんて無茶苦茶なことである。こんなひどい入試が長年許されている。愛知県は高校入試制度を考え直す時期にきてるんじゃなかろうか。
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