徒然日記その.37 最近の中学校---見学者だらけの体育の時間(3/16)
やっぱり中学校がヘンである。今回は体育の時間について。夏のある日、近所の中学校前で信号待ちをしていたら、ちょうど体育の水泳をやっていた。プールサイドがチラッと見えたんだが、これが異様な光景なのだ。プールサイドに制服を着た生徒がウジャウジャ。ほんとにウジャウジャなのだ。誇張ではない。泳いでる生徒の方が少ない感じすらする。
その日の授業で塾生たちに聞いてみた。水泳の時間って、たくさん見学者が出るの?「そうだよ。いつも10人以上いるよ。」ううむ。中には「プールの水が汚いから入りたくない」って輩もいるらしい。別に泳げないワケでもないのに、だ。泳げないから入りたくない輩もいるらしいが。
そういえば、こういうハナシを聞いたことがある。小学校のハナシなんだが、その子はカナヅチであった。小学校の三者面談で、その子の担任教師が一言。「泳げないのですからスイミングスクールに入れて下さい。」おいおい、それじゃあ学校の水泳の時間は一体何をやるのかな??こういうハナシはあちこちで聞くので、これが「普通」らしい。泳げないと水泳帽の色が違って、イジメられたりもするらしい。だから、小学校入学前からスイミングスクールに入れる親が多いそうだ。これって何かヘンじゃないのか?
泳ぎはスイミングスクールで、勉強は塾で。じゃあ学校では何を習うのか?世紀末ですねえ。21世紀の学校はどうなっているんだろう。あと9カ月ほどで21世紀なんだが。(そういえば、2002年に学校は週5日になるんでしたな。学校の役割ってどうなるんでしょうか。)
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