徒然日記その38. 最近の中学校---見学者だらけの体育の時間その2(3/27)

 

 やっぱり中学校がヘンである。今回も体育の時間についてである。冬場も体育の授業の見学者が多いらしい。持久走(マラソン)が始まるからである。聞くところによると、1500メートル走のタイムは、男子で6分台後半から7分台が普通らしい。私は5分台前半で走った覚えがあるんだが。それでも速い方ではなかった。(遅いわけでもないけど。)

 そういえば新聞に「体育の授業が成り立たない」なんて記事も出ていた。中学生のソフトボールができないのだ。ピッチャーはバッターボックスまでノーバウンドのボールを投げられない。キャッチャーもちゃんと捕れない。最近はキャッチボールをしたことがない子供が多いらしい。そういえば、外で草野球に「熱中」するこどもを見かけなくなった。いつからだろうか?

 体を動かさないから体が弱い。体力がつかないのである。当たり前である。捻挫で済むはずがすぐに骨折。1クラスで1年間に5人が骨折した例もあるらしい。保健室はいつも満員御礼。ちょっと想像できないが、これが「普通の」中学校の光景なのだ。体格は年々よくなっているように見えるが中身が伴っていないのだ。これは体力面だけでなくて精神面にもいえることなんだろうなあ。

 


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