徒然日記その62. 腕時計をしない携帯族(9/18)

 

 街を歩くとそこら中で携帯電話を操作している。まさに"四六時中"である。特に若者が目立つ。歩きながら、自転車をこぎながら、ファミリーレストランでは食べながら電話してるのまで見かける。ここまでくると笑ってしまうのだが(NTT DoCoMoも笑いが止まらない?)、ハタと気付いたことがある。携帯電話をかけている若者は腕時計をしてないのである。

 しばらく??だったのであるが、テレビのニュースを見ていてようやく理解できた。携帯電話には時計機能があるので腕時計は必要ないということらしい。つまり、携帯電話は腕時計を駆逐する勢いなのである。そして、腕時計以上に肌身離さず携帯電話を持っているということか。ここまで来ると、携帯電話を忘れたりしたら落ち着かないだろうね。では、四六時中電話して一体何を話しているのだろうか。興味が無いわけではないが、どうせどうでもいいことなので気にしないことにしよう。

 ところで、この携帯電話、マナー問題がよく取り沙汰されている。コンサート会場や映画館で携帯電話が鳴ったら、せっかくの演奏や映画が台無しである。着メロなんかだと最悪だ。最近ではバイブレーションモードが普及したのでさすがに「鳴る」ことは減ったようだが、やっぱり映画館で使っているのを見かけた。女子大生風の女の子が上映中にディスプレイに向かってカチャカチャやっているのだ(液晶画面が明るいので迷惑である)。おそらくメールを受信して返事を書いてるんだろう。しかし、映画上映中にそんなことして楽しいのか。ここまでくると中毒である。「ネットジャンキー」というのを聞いたことがあるが、これはさしずめ「携帯ジャンキー」である。こういうことを思う私はもうオジさんなのだろうか。ちなみに、私も携帯電話を持っている。着メロもメールもインターネット接続も使わないが。だってパソコンでやった方が快適だし出先で必要ならばノートパソコン持って出かけますからね。

 


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