徒然日記その89. 「だろう勉強」と「かも知れない勉強」 (3/5) 

 勉強は辛い。楽しいなんてことを言う生徒もいるが、そう言えるのは手を抜いているかまだ内容が浅い時である。得意教科だって突き詰めていけばその勉強だって辛いのである。だから逃げる。さぼる。当然である。しかしそれでは自分の壁をこえられないのだ。

 自動車の運転法を「だろう運転」と「かも知れない運転」に分けることができると言う。きっと人は飛び出さない「だろう」。だからスピードを出したって大丈夫さ。これが「だろう運転」である。一方、急に人が飛び出してくる「かも知れない」から見通しの悪い道は徐行しよう。これが「かも知れない運転」である。この差は大きい。「だろう運転」を続けている運転者が事故を起こさないのは単に運がいいだけである。

 これを勉強にあてはめてみるとどうだろうか。特に試験勉強や受験勉強に。ここは出ない「だろう」から勉強しなくてもいいや。この単元は重要じゃない「だろう」から聞き流しちゃえ。こういうことを日々続けていたらどうなるだろうか。中学・高校の6年間でついてしまう差はあまりにも大きいことだろう。最近は、残念なことに「だろう」勉強する生徒が増えている気がする。これは生徒だけじゃなくて教える側だってあてはまるんじゃないか?

 


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