2月XX日
私立の一般入試が終わって、今日は公立高校一般入試の願書を書いた。私が受験する学校の試験日は4週間後だ。「受験生になったんだ」と、感じていたのがまるで昨日のことにさえ感じるのに。
そしてその前に卒業式がある。今日先生が「あなた達が学校へ来るのもあと少しだね」と言っていた。なんだか実感がわかない。3年間通った中学校。まだ何年間も通いそうな気分だ。卒業式のあとに試験がある。この日程は、私にとって卒業式を中学生活と高校生活の「節目」の役割を果たしていない。これはこれできちんとした意味があるのだろうけど、なんだかなあ・・・。一応、滑りどめの私立には合格しているから、高校生になれるとわかっているけれど、本命の高校の結果が分からない状態では卒業を楽しんでいられない。名古屋市の偉い人はそういう受験生の心情をちゃんとわかっていらっしゃるのかなあ。
まあそんなことを言いつつも、反対の面から考えてみれば、あとたったの4週間(プラス1週間)で受験が終わる。そう考えてみると幸せだ。受験が終われば今までやりたかったことを思う存分できる。そりゃあ高校生になったから、といって勉強をしないわけではないけど心に余裕ができると思う。今の自分のように他人との競争を気にするなんてことはなくなるだろうし。ああ、受験生の切実な願いだ。どんなサイコロが振られても受けとめるから、早く3月22日(合格発表の日)になってほしい。
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