子育て日記 その3


目下の子育て雑感(つづき)

中学生の息子を塾に行かせようかどうしようか?と思案の日々はいまだ続いている。本人もどっちでも良いようなことを言っている。どっちでも良いことは、大したことにならないと言うのが持論なので、「行かせてくれ」と言うまではとそのままにしてある。 

しかし、その一方で学ばせるということが大変な力を持つことに驚かされることがしばしばある。まず、幼稚園で驚いた。発表会に行ってみると、言っていることさえわかっているのか定かでない園児達が役柄を演じ、楽器を演奏している。それがなかなかサマになっている。幼稚園の年中から息子をエレクトーン教室に通わせた。妻に怒られて、エレクトーンの前で癇癪を起こしたり、泣いたりしていた。それでも発表会では一人でちゃんと弾いていた。幼子が譜面を読み両手で曲を弾き、5年も続けると足もついてクラッシックも弾きこなす。

舌を巻いた。よくぞ、小さな子供たちにそんな複雑なことを教えられるものだと。

勉強でも、音楽でも、スポーツでも世の中には親の熱意から、英才教育をして大変な結果をもたらしている子供たちがいる。教育の偉大さと子供の可能性を見る思いだ。

自分の過去を振り返っても、教えられることで目からウロコが落ちる思いがしたり、道が開けたりという経験は少なくない。

翻って考えれば、学ぶ機会を作ってやることは当然良いことだとは思うのだが…。 


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