徒然日記その180. 高校比較--時間割くらべ (4/21)
中3生とその親御さんは、高校入試を意識し始める季節だ。そして、どの高校がいいかとかとか、どの高校は避けるべきだとか、色々な人に質問することだろう。さてさて、高校を比較する基準には色々あるけれど、例えば時間割を比べるのが興味深いと思う。指導要領が新しくなり完全週休2日制となって、各高校は色々な対応をした。その対応の考え方が一番はっきり出るのが時間割なのである。これまでの履修内容とレベルを維持すべく6時間授業を7時間にしたり、1回の授業時間を延長したり。一方、時間割には何の変化の無い高校もあるし。
こういう部分をもっと積極的に調べればその高校をより深く理解できると思う。また、他人に聞くより直接電話して質問する方が正確だし、その高校の雰囲気を垣間見られると思うのだ(他人に聞く=その人の主観を聞くことだし、単なる噂が事実として出てくることもあるしね)。大学の合格者数なんてものは最も当てにならない比較基準である。一人でいくつも合格する場合も多いし、同じ大学でも学部によって難易度はかなり異なる。また、現役合格者数なのか浪人もカウントしているのかはっきりしないケースも少なくないし、数を水増しして発表するところもあるし。(この大学合格者数については、折を見て詳しく書いてみようと思っている)
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