徒然日記その185. 先生の名前を覚えてますか? (6/19)

(最近、腱鞘炎をわずらっておりまして、連載が遅れ気味です。ごめんなさい。)

 小・中学生の頃の多感な時代に関わる教師は色々な意味で影響力が強い。この時期に良い先生に巡り会って薫陶を受けるとその後がずいぶんと違ってくるものだ。これは学力とが学習という観点だけでなく人間性とか人生観とかについても、である。かく言う私も先生には恵まれていたようで、小学4年の時の担任S先生や6年の時の担任I先生、中学2年の英語のT先生や理科のK先生など、今でも思い出されるものである。英語が苦手でまるでダメだった私にやる気を出させて下さったのはT先生だった。もしT先生に巡り会うことがなかったら今の私はないかも知れない。(T先生は若くして亡くなられた。私が高校生の時である。葬儀に集まった教え子の多さが印象的だった)

 さて、最近はどうだろうか。先生と子供達の関係はあまりよろしくないことが伝わって聞こえてくるのである。そういう大人のあなたは、子供の頃の先生の名前を覚えてますか?

薫陶(くんとう):〔香をたいてかおりをしみこませ、土をこねて形を整え陶器を作る意から〕人徳・品位などで人を感化し、よい方に導くこと。


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