徒然日記その222. 愛知県の高校入試 私立の推薦入試後  (2/16)

 

 愛知県では、1月末に私立高校の推薦入試が行われる。この推薦入試、学力試験や面接試験はあるのだが、多くの私立高校では、ほとんどの受験生が合格する。こういう「できレース」は個人的に好きではないし、弊害が色々ある。

 その1つが、これだ。推薦で合格した者たちが騒いで、中学校の授業が成り立たなくなることである。この時期、公立高校志望組はラストスパートしなくちゃいけないのだけど、私立推薦組が雰囲気をブチ壊すのである。「自分はもう済んだから、人のことは知らない」っていうやつらである。

 「雰囲気」というのは恐ろしいもので、クラスや授業がそういう雰囲気だと、公立高校志望組の中にも雰囲気をブチ壊すヤツが増えてくる。こうなるともう手が付けられないようだ。こうなるのは一部の中学校の一部のクラスだけなんだが、この一部が年々増えているように思われてならない。そして、ブチ壊しの雰囲気のまま公立高校入試を迎えたクラスは、例外なく結果が芳しくない。

 さて、どうしたらよいだろう。困ったものである。


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