徒然日記その225. 最近の高校入試 合格発表まで  (3/21)

 

 愛知県の公立高校入試の合格発表まであと二日である。それにしても長い。テストが済んでから10日も待たされるなんて。こんなに長いのは複合選抜制度なんていうヘンテコリンな入試制度のせいだと思うんだけど(私は複合選抜制度はヘンテコリンだと思うぞ)、まあ待つしか仕方がないわけである。

 受験生にとって、この待つ時間がつらいのは分かる。分かるのだけど、あちこちの掲示板に「内申○○、自己採点○○です。□□高校はうかるでしょうか」なんていう書き込みはやめたらどうだろう。そもそも私は、自己採点なるものは怪しいと思っている。例えば記述問題。自分で正解・不正解を判断するわけだ。採点基準が公表されない以上、主観が入ってしまうのは当然である。ホントに正解かはわからないのである。また、記号選択問題の比率が下がったので記述問題が増えたのである。そうなるとますます客観性が薄れるのだから(漢字の間違いはない?正しく書いたつもりでも…)、自己採点は不正確さを増したと言えよう。この点は、マークシート方式の完全客観テストである大学入試センター試験と大きく異なることろである。

 だから、自己採点結果でどうこう考えても仕方ないと思うのだ。心静かに合格発表を待つのが賢明と言えるだろう。さらに付け加えるなら、合否追跡データを自己採点結果とあわせて分析するのもリスクが大きいと思う。時々、「こんな点数でもうかったの?」とか、逆に、「こんなに得点しても不合格だったの?」なんていうデータを見るのだが、私はこういうデータは自己採点結果があやしいと想像して進路指導には使わないことにしている。

 いずれにしても3/23に結果は分かる。心静かに待とうではないか。


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