徒然日記その242. 模試の答えを聞いてきた。  (10/19)

 

 模擬試験の不正の話である。高校入試向けの模擬試験はいくつかあるが、塾で受験する場合は実施日がどうしても揃わない。つまり、塾によって早く受験するところと遅く受験するところがでてきてしまうのである。まあ、これは仕方ないことである。

 実施日がズレてしまうのは仕方がないことなんだけど、これによって困ったことがおこる。試験問題や解答が模試の受験前に手に入ってしまうのである。つまり、まだ模試を受けていない生徒が、すでに模試の終わった友達から試験問題や解答を見せてもらうのである。

 模擬試験とは、自分の実力をはかるための試験であるから、こんなことをしたら全然意味がない。いや、意志望校の合否判定などで間違ったデータが出てきてしまうから、意味がないどころかマイナスである。まったくもって愚かな行為なのである。最近、こういう生徒が増えているように感じる。こまったことだ。

 そうそう。どの模試とはいわないが、同じ模試を受けたのに合否判定データ(高校ごとのボーダーラインも)が塾によって違うのはナゼなのか。見せてもらった大手塾の判定データはずいぶん甘く出ていたんだが。


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