徒然日記その.32 最近の高校入試---愛知県でも公立離れ?(2/14)

 

 愛知県は「公立志向」がとても強いことは第27回で書いた。ことろが最近はそうでもなくなってきたらしい。

 例えばこういう事例がある。公立トップ校が第1志望の塾生のハナシ。第1志望に合格できたらそこに入学するつもり。これは当然。では第2志望はどうするかってハナシになって、私立の押さえに合格していたら公立は併願しないと言うのだ。つまり公立の併願校(レベルは結構高いほう)よりも私立高校を選ぶというのだ。たしかにその私立高校はどんどんレベルをあげてるし、設備もいいし交通の便もいい。でも、こんなことは今までなかった。公立高校をけって私立高校に入るなん考えられなかったことなのだ。

 それだけ私立高校もがんばっているということか。内申点があってもテストができなかったら落とされる私立高校も増えたし(一般入試の場合)、大学進学実績も上がってきたし。「私立高校は公立高校の滑り止め」・「私立高校は公立高校よりも格下」というイメージが随分と改善されてきたということだろう。それとも公立高校がさぼっているのか?公立高校の進学実績がイメージほどでないことに皆が気づき始めたということか。

 愛知県の「公立高校信仰」は揺らぎ始めたようである。そのうち関東地方みたいになるのかな?

 


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