徒然日記その331. 最近の中学校 定期試験の時事問題はなんのため? (1/19)
中学校の中間試験や期末試験では時事問題が出題されることがある。たいていは社会科だけらしいけど、中学校によっては理科や保健体育でも出題されるらしい。
で、この時事問題、なんのために出題されるのか考えてみたんだけどイマイチ納得がいかないのだ。どういう点に納得いかないかというと、出題内容なのである。例えば社会科の時事問題で、
・プロ野球セリーグで、リーグ優勝したチームは?
・サッカーJリーグで、初優勝したチームは?
・フィギュアスケート選手で、愛知県出身なのは?
などなど。騒ぎを起こした芸能人の出題もあった。解答形式は選択式だったり記述式だったりまちまちであるが、いずれも「これが社会科の時事問題なの?」という出題である。聞くところによると、問題を作った社会科の先生がドラゴンズファンだったり、サッカーファンだったりするらしい。趣味で問題を作っているのだろうか?そして、中学生たちもそのへんのことは知っているので、プロ野球のことやJリーグのことを一生懸命覚えるのだそうだ。
これってヘンだと思いませんか?社会科の時事問題なのだから政治や経済のことから出題するべきだと思うのだ。そうすれば、政治や経済のニュースに興味をもつ中学生も増えるというものだ。スポーツや芸能のことだけじゃいけないと思うのだけど。
一つ前へ 次へ 塾日記目次へもどる トップページへ