徒然日記その338. 夏休みの添削 (9/2)

 

ようやく夏休みも終わりである。「ようやく」と書いたのは、ホッとしているからである。超多忙スケジュールから少しは解放されるのだ。

夏休みは忙しい。受験生だけでなくて、教える側も忙しいのである。授業が多いだけでなくて、例えば宿題の答案の添削とか、普段以上に仕事が増えるのだ。記述力をつけるのに添削指導はたいへん効果がある。これはだれもが認めるところではなかろうか。ところが、この添削指導は添削する側に大変な労力を強いるのであって、正直やりたくないのである。赤ボールペンのインクががみるみる減っていくのがわかるくらい、たいへんな量を書き込んでいくし、解法過程を追いかけるのもなかなかシンドイ。まあ、生徒たちが真剣にやってきてくれるから、こっちもなんとか頑張るのだけど。

聞くところによると、三河学区の公立トップ校でも先生方が熱心に添削指導をしてくださるとか。なるほど東大合格者がたくさんでるわけだ。かたや私立某高校の「なんちゃって特進コース」。添削指導?なにそれ、の世界のようだ。宿題そのものは膨大な量が出るのだが、添削どころかチェックすらしないそうだ。(提出のチェックはするけど中身は見てくれないとのこと)

添削指導の業者もありますね。学生時代にアルバイトでやっていたぞ(業界最大手だったはず)。ちゃんとやっていたつもりだけど、いま思うと、もっと上手にできたかなぁ、なんて。そういえば、通学電車のなかで赤ペン添削をやっていて、それが目撃されて問題になってた学生がいたなぁ。学生アルバイトがやってることは秘密になってたし、電車の中でやってるなんていい加減だし。こういう業者の添削指導で実力はついてるのか?

 


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