徒然日記その342. 高校入試---過去問の著作権ふたたび (2/16)

 

私立高校一般入試の結果も出て、受験生諸君は公立高校一般入試にむけて勉強していることと思う。その中で過去問をやってみる受験生も多いだろう。書店には愛知県公立高校入試の過去問集が山積みされているし。

それで、そういう過去問集を買ってきて、さっそくやってみようとページを開いてズッコケた受験生はどれくらい居るだろう?。今年売ってる過去問集でいうと前回の平成23年度Aグループ国語の1番の問題がまるまる載っていないはずだ。1番のところには「著作権者が二次使用を認めない」とかなんとか書いてあるはず。過去問集を出している出版社が作者(著作権者)に二次使用の許可を頼んだけれど断られたようだ。愛知県教育委員会のホームページにも「全日制課程の国語と社会および定時制課程の基礎学力検査は著作権への配慮から掲載を差し控えております。 」として、こっちは1番だけでなく丸々出ていない。

以前にも書いたけれど、こういうことは受験生に対するいやがらせではないのか。著作権がからんで公開できないような問題を愛知県はつくるべきでない。つまり、著作権をうだうだ言うような人の文章を入試問題に使うべきでないと思う。そして、著者は公開を認めないなら入試問題に使われるのも断るべきだと思う。

愛知県の教育委員会のホームページには、こう書いてあるが、コピーってとれないんだろうなぁ。
 
 過去5年間の入試問題は、中央県民生活プラザ情報コーナーで閲覧できます。  
  中央県民生活プラザ情報コーナー
   〒460-8501
   名古屋市中区三の丸3-1-2
   (愛知県自治センター2階)
   地下鉄名城線「市役所」下車
   電話 052-954-6164
 

 

*うちの塾には卒業生たちが置いていってくれた「実物」があるから問題を見ることができるが。(上の写真) 


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