子育て日記 その10  2009.2.4.


<いよいよ 高校受験だが  2009年 初春>

中3の次男。3学期の定期試験が終わり、数日で評定が内示された。この評定が44と思いのほか良かったので、スケベ根性が出てきたようだ。実に単純な思考回路!私立は難関滝高校を受験する…と言っても難関校のための準備もせずに受けるのでいわゆる記念受験みたいなものなのだが…。

もちろん合格できればそれに越したことはないので、カッチリやって来いという思い。ただそこで私立の受験で疑問なのは、内申点はどこまで考慮されるのか、全く見ないに等しいのか?評定は良いが実力はいまいちの彼は評定も見て欲しいと思っているが…。

次男は、突然「私立の合格不合格によるけれども…」と前置きして、公立は最難関校の一つ一宮高校を受験したいと言い出した。言い出したのは、1月末の3者懇談会の席。「…はっ?と声にならず、次男を見たワ」と一緒に出ていた妻が言った。槍が降ろうが、ずっと彼は一宮西と言ってきたからだ。「西」の方が自由人である自分のムードに合っていると言い、入ってからも一宮では勉強で追いまくられるイメージがあったから敬遠してきた。実際のところその辺り一宮はどうなのだろうか?

話を戻す。担任の先生は、調査票みたいなものを出し「その旨書いておいて下さい」と言っただけで、さしてリアクションもなく、当然のように良いとも悪いともなかったということ。先生は、冷たい訳でも、次男と距離がある訳でもなく、”生徒の意志を尊重し、ことさらにその良し悪しに言及しない” --- 昨今の学校のというか教育の方針というか社会風潮を踏襲されているだけなのだろう。しかし、中学校最後のイベント、中学教育の集大成とも言える高校受験について言及をしないというのは、血の通った教育という感じがしないのは私だけか?

翻って、こうなったのが、先生に高校を決められるとか、受かると言ったのに受からなかったのは先生のせいだなどと言われたことに原因があるのならば、父兄である我々が態度を改める必要がある。結果は自分でカタをつけるしかないのだから。なので、子供の成績も性格も良く知り、経験も豊富な学校の先生に相談に乗って欲しいと思う方は少なくないと思うのだが。

 


    1つ前へ    次へ     子育て日記の目次へもどる   トップページへ