徒然日記その167. 「ああ、恥ずかしい」 (12/16)
ノーベル賞の田中さんである。マスコミが大注目である。テレビのワイドショーでは、アザラシのタマちゃんとならんで「癒し系の田中さんです」なんて報道されている。しかし、ちょっと待って欲しい。ノーベル賞受賞者とアザラシを同列に扱ってどうするのだろうか?取材の仕方もあきれるばかり。ストックホルムでの公式記者会見では「ノーベル賞の賞金を何に使いますか?」とやって、記者会見主催者(スウェーデン国家ですぞ)にたしなめられる場面も。ああ、恥ずかしい。
日本のマスコミが無知で無能で恥知らずなのは良く知っているけれど、海外で、しかも、ノーベル賞受賞会場で世界に向けて、無知で無能で恥知らずなところをさらさないで欲しい。日本国民がみんな無知で無能で恥知らずだと思われてしまうではないか。
こうなってくると「マスコミ」ではなくて「マスゴミ」だ。マスゴミの無知ぶりにもあきれるばかりだ。田中氏の受賞理由をきちんと記事にできた新聞社はほとんどない。専門家にちょっと聞いて(「取材」と呼べるレベルとは思えないぞ)それをまとめて記事にしたつもりでも、全然理解できていないから専門家から見ると爆笑(失笑)である(私は一応、この分野野専門科である)。
あてにならない、くだらない情報を垂れ流すマスゴミ。重要なことは報道しない(できない)のにね---銀行危機とか北朝鮮問題とか解説付きでちゃんと報道したまえ。教育が荒廃したのは、こういうマスゴミに因るところが大きいと思う。これについては、またの機会に書きます。マスゴミの皆さん、お楽しみに。(笑い)
あ、そうだった。大事なことを書き忘れていたぞ。「黒ネコの単語」の名付け親はこの私である。あの駄洒落の分かるアナタは、もうおじさんやおばさんだ。かく言う私もおじさんなんだけど(笑い)。
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