徒然日記その207. なんで卒業後に入試があるんじゃ? (3/8)
公立高校の一般入試が迫ってきた。ところがその前に行事が残っている。そう、中学校の卒業式である。入試の前に卒業式だなんて(しかも今年は直前である)異様なことなのであるけれど、これが「普通」になってしまっているのだ。卒業式→入試→入試→入試結果報告という順番で、結局卒業式のあとにも中学校に登校である。なんだかなぁ。
さらに、今年は入試直前の卒業式は重大な意味を持つのである。分かってますよね?そう、通知表ですよ。考えてみると、自分の実際の内申点を知らないで(だって確定した通知表は見せてもらってないでしょ?)公立高校一般入試に出願したのである。予想していた内申点より低かったりしたら、そりゃあもう滅入っちゃうだろう。入試にいい影響なんてないはずである。一方、思っていたよりも内申点がずっと良かったりしても落ち着かないことになるだろう。「操作」が入っている可能性があるからだ。公立一般組の通知表が(理由がはっきりせず)軒並み上昇しているとしたら「操作」の可能性は高い。もしそんなことがあったなら、だれをどの程度操作したかで本人の努力と関係ないところで有利・不利が生まれてしまうのである。まあ、そんなことないだろう。「良識」を信じてますよ、中学校の先生方。
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