徒然日記その208. 最近の高校生--「勉強したくないけど大学には行きたいの」 (3/18)

 

 高校生を教えていて最近思うこと。大学に進学したいから塾に来ているのに、勉強の動機付けからしなくちゃいけない高校生が増えたこと。要するに、「勉強したくないけど大学には行きたい」っていう高校生が増えたってことだ。

大学は義務教育じゃないんだし(高校だってそうだけど)、

学問をしに行くところだから(レジャーランド化してる大学も増えてるけど)、

自らすすんで勉強できる人間じゃないと(こういう高校生は絶滅しつつあるかも)、

行っても仕方ないんじゃないかと思うし(それは理想論だよなぁ)、

そんなのに行って欲しくないと思うし(それは私のエゴだよなぁ)。

とにかく勉強しない高校生に、なんとか学習の動機付けをしなきゃいけないのである。考えてみると、高校生になるまで「自ら学ぶという姿勢」を教えられていないのである。それどころか「自ら学ぶという姿勢」をスポイルする環境がしっかりできあがっていたりして。家庭でも塾でも、そして学校でも…。

スポイル:だめにすること。人の性質などを台無しにすること。 「子供を―してしまう」


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