徒然日記その238. 最近の中学校 なんで6月に期末試験があるの?  (7/15)

 

 この原稿を書いているのは6月末である。うちの塾生の中学校の期末試験が全部おわったところである。いつもいつも思うことであるが、「期末」試験というのは、「学期の末」に行われる試験のことじゃないのだろうか?1学期の終業式は7月20日である。ところが、期末試験は1学期を3週間以上も残して終わるのである。しかもこれは1学期だけではなくて2学期も3学期もなのである。

 中3の2学期・3学期は高校受験の関係ではやく成績をつけなきゃいけないから仕方ないとしても、他の学年は全然関係ないはずである。一体なぜこうなるのだろう?私立中学校では普通に「学期の末」に期末試験がある。つまり、やたら早い期末試験は公立中学校だけの現象のようなのだ。

 期末試験だけじゃなくて中間試験も早い。だから試験の出題範囲はたいへん狭い。あるいは試験直前に授業をかっ飛ばす。これではいったい何のために試験をしているのか分からない。公立中学校の先生方、理由を教えてください。

 


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