徒然日記その270. 最近の中学校 新しいオキベンわざ  (2/18)

 

以前に書いたオキベンの話である。

オキベン=勉強道具を学校に置いて帰ること。つまり、教科書、ノート、筆記用具等の勉強道具を学校に置いて帰ることである。

なぜそんなことをするかというとカバンが重いからである。特に電車で通う生徒に多いようだ。そりゃ毎日毎日、教科書や副読本に問題集からお弁当まで、重たい荷物を運ぶのであるから気持ちは分かる。が、勉強道具をまるまる置いてくるということは家庭学習をしないということである。それではいけないと思うぞ。

さて、このオキベン、次々に新しいワザが開発されているようだ。「必要は発明の母」とはよく言ったものである。最近教えてもらったオキベンワザにはちょっと感心してしまった。それは、教科書を丸ごと置いてくると家庭での学習に困るから、「必要なページだけ破って」持って帰ってくるのである。なるほど、そうすれば軽いし勉強するときにも困らないし。

なんて感心している場合ではない。教科書を破るとは・・・

 


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